【藤木BLOG】路線バスの車内アナウンス広告というアナログの極み広告とは

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今日久しぶりに地元の路線バスに乗って思ったんですが、「車内アナウンス広告」というアナログの極みみたいな広告があることを思い出させてくれました。
「次は~草加何とか高校前。内科・小児科の何とか医院はこちらが便利でございます」
なんて女性が案内してくれるもの。これが、ネット広告全盛の今でも、なかなかなくならないですよね。やはり生活圏に密着しているからでしょうか。医者とか整体とか、ヘルスケア関係が多い気がします。この車内アナウンス広告で、「この停留所にはこういう医者があるのか」なんて認知させてくれる、意外と広告効果がある方法なのではないかと思えます。
この路線バスの車内アナウンス広告っていくらぐらいかかるのでしょうか?
横浜市営バスのデータを見ると、大ざっぱに言って月2~3万円ぐらいのようです。人気路線というか、出稿量が多い路線は特別扱いのようですね。広告出稿が決まると、女性のアナウンスを録音してSDカードなんかで各路線のバスに組み込むようです。さすがにもうテープじゃないんですね。
商売によっては変な広告出すより効果的かも知れないです。今後は自動音声認識で、その言葉を聞いたスマホが自動的に案内をしてくれたりとか。うざいですか(笑)。
それはともかく、こういう地域密着のアナログ媒体は、地域に暮らす、あるいは働く公共交通利用者という絞ったターゲットに向けて、当分有効な手法だと思うのです。車内アナウンス広告が自然に耳に入ってきて「ああ、この停留所に何とか医院があるのか」と認知できます。今後は、さらに、デジタル媒体とのうまい組み合わせ方法はないかと思いますね。
■参考