【藤木BLOG】Twitter社のエンジニアに感謝したい6年前の3.11
2011年前のあの日、弊社の女性スタッフと靖国神社に避難しました。彼女は、保育園にいる子どもが心配で帰ると述べます。まだ、電車は動いていない。街は混乱の中です。しかしそこは母親です。横浜の港北ニュータウンまで歩いて帰ると決めました。
「ぼくは会社に残る。Twitterが生きているから、君はすぐにTwitterのアカウントをとってぼくをフォローしてくれ。電車の状況を10分ごとにツイートするから。急ぎの時はメッセージ送るから」
「わかりました。お願いします!」
そうして彼女は長い道のりを歩き出したのです。ぼくは事務所に籠もり、司令塔となって彼女に指示を送ることにしました。セブンイレブンはすでに飲み物少ししか残っていませんでした。数時間後、東急線沿いでバスが動き出します。その都度連絡を入れて、彼女はバスに乗れ、家の方向に向けて進めたようで安心しました。
ほんとにTwitterが落ちなくて助かりました。
しかし、そもそもTwitterというのは、よくアクセスオーバーで「くじら」の絵が出る、不安定なネットワークで有名だったのになぜこの時に?
下記の記事に詳しいのですが 、ツイッター社の一人のエンジニアの決断なのです。彼は日本の被害を知ると、上司の許可を受けずに、勝手に日本向けのサーバーを三倍に増やし、日本でのツイッターが落ちないようにしてくれたのです。ツイッター社では彼を叱ることもなかったらしいです。色んな事をいわれている企業ですが、下記のような彼の台詞を聞くと、すばらしい、あるべき姿の会社風土だといまでも感動します。
下記@ITより引用「いつもボスから言われていたことがありました。――『会社やボスの命令で体を動かすのではなく、会社や社会のためにどうすればいいかということを判断して体を動かしなさい。あなたがこの会社に勤めている限り、自分自身の判断で行動しなさい』」
詳細はぜひ下記記事をご覧下さい。
ありがとう。Twitter社!