【藤木BLOG】2009年に出版されていた「副業容認」の好著『「年収6割でも週休4日」という生き方』

 現在、「副業容認」とか「副業解禁」の流れが起きていて、副業・兼業というビジネスパーソンのあり方が真剣に論じられていますが、2009年、すでにその流れを見通していたビル・トッテン氏(当時株式会社アシスト経営者)の好著が『「年収6割でも週休4日」という生き方』です。

 本書が出版されたのは2008年のリーマンショックの後で、ビル氏はそもそも現在の米国型資本主義はうまくいかなくなると論じていて、グローバル経済の(はっきり言えば儲け第一の)拡大に批判的でした。それで、「日本のGNPが6割に減少する可能性がある。当社(アシスト)の売上も6割になるかもしれない」と述べ、「当社は解雇はしない。雇用を守るのが経営者の責務」だけど「給与は6割にせざるを得ない」(自分をはじめ経営陣など高給取りは真っ先に減らし若い人は守る)と宣言します。

 そこでビル氏は「給与が6割になるのだから、その時は労働時間も6割にして週5日勤務を週3日にする。休みの時は自分で別に働いて稼ぎなさい」というのがユニークなところです。そしてビル氏は農業を推します。食べるものを自分で確保できれば何とかなるのだから、ということのようです。

 ビル氏がこの書籍を書いたのが2009年ですが、2009年のGNPに比べて、GNPが6割程度だったのは1984年とのことです。ビル氏は「1984年、今のGNPが6割だったころ、日本人はそんなに不幸だったのですか? 豊かに暮らしていたのではないですか」といいます。GNPと個人の幸せは関係ないのではという説にも心を動かされます。確かに1984年、われわれは今ほど汲々と暮らしていたでしょうか?

「年収6割でも週休4日」という生き方

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