【藤木BLOG】その社名・店名・商品名スマホで打ちやすい名前ですか?
社名とか団体名をつけるとき、こだわりがあって、「当て字」や「むずかしい漢字」を使う人がいます。たとえば、お店の名を「元気レストラン」とするときに、こだわって「玄稀麗洲斗欄」なんてネーミングするとします(たとえとしてはちょっと無理筋w)。どうしてもそういう名前をつけたい理由があるのなら、むろんそのこだわりは尊重されるべきでしょう。
しかし、スマホでそういうこだわりの店名を打つとき、けっこうめんどくさいことになるでしょうね。「それぐらい大したこっちゃないだろう」と言われるかもしれません。でも、今後スマホで、その店名を打ち込む人がたくさんいることを考えると、その何割かの人は「めんどくせ」と感じるでしょう。
「ちょっとスマホで応援してやろう」と考えてSNSに投稿しようと言う時に、まず「玄と打って、次に稀……。これなんて読むんだ、キでいいの?」となるでしょう。もし検索に引っかかるならひらがなでググって、出てきた店名をコピーするという手順をふむことになります。そんなこと問題にならないぐらい商品力が強ければいいのですが。
近ごろ、「マクアケ」とか「メルカリ」とかシンプルなカタカナの社名が多いのは、実は「スマホで打つのがめんどくさくない社名」ということではないかと思ったりするのですがどうでしょう?